夏眠もある
夏眠は、下等動物に多くみられる適応行動であるが、これは夏というよりは乾季の水分蒸発に対処する、という意義が大きい。
エネルギーをむだつかいしない、環境の変化から身をまもる、身体を動かさないようにする、つぎの季節の活動にそなえる、などといった機能をはたすために、このように、比較的ながい周期の生物時計がはたらいているわけである。
ただし、哺乳類などの動物では夏眠はあまり行われていない。
程度のちがいはあるにせよ、体温低下つまり物質代謝の低下と、呼吸や心拍の遅延、意識喪失の状態があらわれているところは、冬眠や夏眠が人間が布団 羽毛で行うノンレム睡眠と共通する点である。