眠りは新しい休息?
もちろん、気温や寝床の羽毛 フトンの様子など外界の変動にも左右される。
これらのリズムのからみあいをみるとき、覚醒と睡眠のリズムは、活動と休息のリズムの一部であることがわかる。
したがって、眠りは、下等動物の無活動状態から派生してきた新しい生体機能である、と容易に考えられよう。
それゆえ、睡眠すくなくとも脳波睡眠は、進化の過程からみればかなり新しい生理機能である、ということが、ここからもわかる。
つまり、高等動物の睡眠は、「外部環境のリズム」にあわせて受動的に休息するよりはむしろ、「体内環境そのものが要求する固有の休息状態」を、能動的に達成するために存在しているように思われる。